失敗学
「失敗学」がしなやかで強い組織をつくる(前編)
後編のほうは、こちら。
学生には「失敗しない方法」を教えていたのですが、うまくいく方法を学んだ学生たちはまねることや、過去に起きた問題への対応は上手ですが、新しいものを創造する能力が育ちにくいことに気づきました。
何か新しいことを始めようとするとき、多くの人はまず成功例に学ぼうとします。しかし、そのやり方ではほとんどの場合、想定外のことが起きて最後はダメになるんです。その理由は、お手本を模倣すればいいと考えている人は、やがてそれ以外の方法について「見ない」「考えない」、そしてよりよいやり方を求めて「歩かない」ようになるのです。
・・・なるほど。なぁんとなく、分かるような気がする。
仕事していても、すぐに「答え」を知りたがるようなやり方が多くなってきたな、と思うし。
それに、子育ても同じなんだろうなぁ、と思う。子どもが失敗しないように、親が手をかけすぎたら、ひとりで生きていく力を育てることはできない、ってことなんだろうなぁ。
「答え」を用意しないやり方は、「答え」を与えるやり方より、もっと、手間と時間がかかるけど、それが必要な場合もある。時間と手間を充分にかけてね。