イヴの眠り(5)

最後まで読んで、ようやっと、なぜタイトルが「イヴの眠り」なのか納得した。
なぜ「眠り」なんだろうとずっと疑問だったのだ。それに「イヴ」という言葉の意味も、もっと浅く考えていたから、ほんとの意味はそこにあったのかっ!と吃驚でした。
(でも、少なくともふたりの娘を産まないとミトコンドリア・イヴにはなれないのだよね。)

ちょうど同時期に、ジーン・アウルの「故郷の岩屋」(<これも、ずっと待っていたのよ~)を読んでいたこともあり、いろんな意味で「イヴ」について考えてしまいました。それから、受け継がれていくDNAのことを、夢をみるような調子で、たくさんと。

生き残る生命というのは、どんなものなのだろう。自分の生命は未来まで続いていくのだろうか。
紫野自身は、その答えを見ることはないのだけれど。

やっぱり、吉田秋生は、うまいですねぇ。

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