経済学を人類に役立てるために – 経済を良くするって、どうすれば
たまたまなのだが、年末年始は、ジュディ・ダットンの「理系の子」とトーマス・カリアーの「ノーベル経済学賞の40年」を並行して読むことになった。前書の全米科学オリンピックを目指す子供たちの真実探求と問題解決にかけるひたむきさと、後書の「経済学は、そもそも何を発見したのか、何の役に立つのか」という根源的な疑念に貫かれた内容は、痛烈なほど対照的だった。 筆者も若い頃は、「常識的な知見を数式にしただけで、何…

shino-katsuragi 社会, 経済学, 少子高齢化 「努力と誠実」の国
世界各国の本当の「富」:日本はまだまだ豊か

(英エコノミスト誌 2012年6月30日号) 新たな報告書が富の大きさを測るより良い方法を考案した。 「富には利点がないわけではない」。ジョン・ケネス・ガルブレイスはかつてこう書いた。「それを否定する論証は、これまで何度も試みられたものの、広く説得力があると証明されたことは一度もない」 富の明らかな利点にもかかわらず、各国は自国の富を勘定するのが下手だ。各国は、豊富な天然資源や熟練の労働力、世界に…

shino-katsuragi 経済学, 経済, 統計, 社会, 日本, ふぅむ
REAL-JAPAN » 家庭内暴力と「おカネ」をめぐる話:大野更紗氏との対談(ミュルダールを超えて第八回)

大野更紗さんは、若手の論客として社会保障や労働問題などを中心にした発言で最近注目されている方です。特にご自身の自己免疫疾患系の難病の体験を書かれた『困ってるひと』(ポプラ社)はベストセラーになりました。僕が最初に大野さんの著作を読んだのは、SYNODOS JOURNAL(シノドス・ジャーナル)で掲載されていた「「存在しない」サバイバーたちーセックス・労働・暴力のボーダーで」の連載でした(全三回(第…

shino-katsuragi 田中秀臣, 大野更紗, 対談, 経済学, 経済, 社会構造