国家金融資本主義の限界〜錬金術はありえない:日経ビジネスオンライン
2011年という激動の1年が終わり、2012年を迎えた。2011年は、日本では大地震と原発事故が発生した。ヨーロッパではギリシアの財政破綻に端を発したユーロ危機が深刻化。アメリカでは国債のデフォルト危機が起きた。またアメリカとイギリスでは不況と格差に対する若者たちの不満が高まった。アメリカではウォール街のオキュパイ(占拠)に発展。イギリスでは、ロンドンで発生した若者の暴動が全国に広がった。 こうし…
shino-katsuragi 経済, 金融, 与信, 国際, 波頭亮, ターニングポイント 「「いかに公正に分配するか」という観点、即ち適正・妥当な“分配論”が成熟国家の経済政策の主軸になるべきなのである。」
「働かざる者も、食ってよし」という新しい規範への歴史的挑戦:日経ビジネスオンライン
である。 しかしそれぞれについて検証したように、これら3つの反対論はすべて一理あるものの、決して克服不可能なほどの決定的要因ではない。BIには、こうした懸念を補うに足るだけのメリットが存在する。こうした問題を解消する手立てがあることも具体的に示した。 BIが実現しない“本音”の理由 にもかかわらずBIが実現していないのは、実はもっと深いところに大きな問題があると考えている。 1つは、「働かざる者、…
shino-katsuragi 行政, 経済, 社会福祉, BI, 社会, 波頭亮 「働かざる者、食うべからず」への反論。「恣意性や裁量が介在しないことに対する行政の抵抗」/差配と(組織の)肥大化といえば、公立保育園への措置もソレだわね。だから、常に「充分な数」が足らなかったり。
ベーシックインカムに対する3つの反対論:日経ビジネスオンライン
以下、1つずつ検討してみよう。 就労の動機と選択条件が変化する まず第1の批判である「働かない人が増える」という指摘について。そういう現象がある程度発生するであろうことは十分に考えられる。 しかし、BIがあるからといって全く働かない人が大量に発生するかと言うと、私はそうは考えない。むしろBIの無い今はニートをやっている人でも、BIが導入されれば、逆に働くようになるのではないかとすら思っている。 ど…
shino-katsuragi BI, 経済, 波頭亮, 社会保障, 社会