黄昏流星群を読んで大人になろう！ – G.A.W.

コンビニの雑誌の入荷ってのはたいてい深夜です。うちの店は、深夜にことのほかお客さんが来ない場所です。んで、雑誌の入荷のタイミングっていうのはちょうど一息つきたくなるくらいのころです。雑誌の陳列マニアである俺は、ジャンルやらターゲットとなる年代層やらをさんざん考えて配列を決める。週刊漫画と漫画ゴラクのあいだにヤングアニマルとか挟まってる店を見かけたら俺はキレます。　漫画ゴラクといえば「街歩き少女のフ…

年寄りが硬貨を持ってやってくる – G.A.W.

銀行での小銭やらなんやらの両替が有料になってずいぶん経つ。最初はどうすっかなー金もったいねーなーつーか３１５円ってのはいくらなんでも高すぎね？　コンビニやってて年間何回両替すると思ってんのよと思って、やがて「そうだ！両替専用口座を作って、そこから金種指定で引き出しにすればいいんじゃないか！」と思いついて、でも極めて婉曲に「やめろやボケ」って言われたのでもういやだなあ、金もったいないなーと思いつつ、…

仕事を通じて社会に触れるしかなかった – G.A.W.

店で発注をしてきた。発注用の端末にはさまざまな数字があらわれる。販売数はもちろん、過去の発注数なんかも。震災からこっち、発注にはいろいろ制約があったんだけど、徐々にそれも解除されてる。とはいえ、上限なしで無制限に発注できるような、以前みたいな状態にはまだなっていない。　あー、カミソリはようやくある程度のまとまった数が発注できるようになったなーか、冷えピタ（の類似品）はやっぱ紙使ってるだけにまだ上限…

「まじめな人」と「不謹慎な人」 – G.A.W.

今回の騒動では、人間のいろんな側面が見える。俺は基本的に「明日、なにが起こるかわからない」という状況に関して、ストレスがほとんどないタイプ。その裏返しは「明日、なにかをやる予定」っていうのがぜんぜん守れないってのがあるんだが、まあ、心理的にはわりと平常運行してるほうだと思う。あと、他人への共感能力が著しく低いため、周囲が動揺していても巻き込まれづらい。俺の心配は、常に衣食住と自分の生存のみに尽きる…

商品はちゃんと入荷してます – G.A.W.

ド素人が混乱時にどうこう書くのってどうかなーと思って躊躇してたんだけど、なんか今日、店に来てみて、あまりに状況がとんでもなかったので、いちおー書いてみます。　東京以北のことはよくわからないですが、それ以南では、流通はほぼまともに機能してます。　もうちょい細かいこと書いてみると、弁当とかおにぎり類でほぼ７割から８割の入荷量。噂のカップ麺は、日清がたぶん被災地支援に動いてるせいだと思うんですが、カップ…

不思議物件すぎるので暇つぶしに考えてみた – G.A.W.

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1582557.html　はてなのトップページにあったこれ。とにかくいろんなことが不思議すぎる。叩きたいとかそんなんじゃなくて、なんでこんなことになっちゃったのかがまったくわからない。あまりに不思議すぎるので、あてずっぽうでなにが起こったのかを考えてみることにした。素人が新聞読んで好き勝手になんか言ってるくらいのもん…

条例まじむかついたので罵倒する – G.A.W.

なにも言わずに済ますつもりだったけど、だめだ。これははらわた煮えくり返る。むかついてる。罵倒まみれの文章になる予定。叩かれるのも覚悟のうえ。本気で罵倒するので、そういうのが苦手な方は読まないほうが無難です。罵倒だけなので筋もなにあったもんじゃないです。ちなみに罵倒している相手はどこにもいない俺だけの敵なので、俺はまた見えない敵と戦ってるわけですが、ほんとは敵いる。特定の個人じゃないけど、敵いる。あ…

「紅」２巻 – G.A.W.

２巻読み終わりました。ひっでえ。　今回の感想も、前半がネタバレなしの俺なりに客観的なつもりの感想、後半はネタバレありの自分語り混じりのものです。 　えーと、１巻よりは若干失速した感じです。というのも、１巻のテーマが、紅と真九郎の関係そのものに焦点が当たっていて、そこのえぐみとか深みみたいなものがものすごく読みでがあったのに対して、２巻では「将来に対する漠然たる不安」とか「とりあえず人間食ってかない…

許せないやつがいる – G.A.W.

俺には許せないやつがいる。だいたいふだんからうちの奥さまから「あんたはほんとに沸点低いな」といわれるくらいだから、頭に血が上りやすいタイプである自覚はある。　たとえば、みずからが常識や正論の側であるということを、ほぼ無自覚に信仰しており、そのことにまったく疑いを抱かない人間。　すべてのことにおいて、まずは自分が優先的に被害者であり、それがゆえにいっさいの責任を負おうとはしない人間。責任はすべて他者…

経営者は別にえらくない – G.A.W.

最近感じた違和感について。　このあいだ書いた権限の委譲やら店の体制の変更やらで、パートのおばちゃんとぶつかっている。まあそれ自体はいい。人間が何人かいて、それぞれがそれぞれの考えで何十年かの歳月を生きている以上、意見の合わない部分というのはかならずあって、その合わない部分については、説得するか、されるか、あるいは妥協するか、選択肢はさまざまだけれど、とにかく「現実的に」すりあわせを行って、よりよい…