おっぱいは誰のものか?『乳房論』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
おっぱいは誰のものか?『乳房論』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
問:おっぱいは誰のものか? 答:それを持つ本人のもの 2行で終わるはずなのだが、『乳房論』を読むと、こんな単純なものではないようだ。この答えに至るまでに様々な紆余曲折があり、今でも続いていることが分かる。 本書は、人類史を振り返り、西洋を中心とした乳房をめぐる欲望の歴史をたどっている。乳房に対する概…
おっぱいは誰のものか?『乳房論』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
問:おっぱいは誰のものか? 答:それを持つ本人のもの 2行で終わるはずなのだが、『乳房論』を読むと、こんな単純なものではないようだ。この答えに至るまでに様々な紆余曲折があり、今でも続いていることが分かる。 本書は、人類史を振り返り、西洋を中心とした乳房をめぐる欲望の歴史をたどっている。乳房に対する概…
クリストファー・ロイド『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 – 紙屋研究所
書評歴史とは論理である 歴史は中学生までは「得意」で「好き」なものであり、そういう意識でずっときていたけど、高校・大学・社会人になってロクに知識の更新をしなければ、「得意」で「好き」なものではなくなる。まあ、「えーっと南北朝時代って鎌倉時代の前だっけ? 後だっけ?」とか言っているつれあいほどではないけど、「歴史オタク」とよばれている人のフリークぶりにはもう足元にも及ばない。はい。 でも、別に細かい…
shino-katsuragi 書評, 歴史, 読んでみたい, ほほぅ
文芸評論家・加藤弘一の書評ブログ : 『科学の花嫁 ロマンス・理性・バイロンの娘』 ウリー (法政大学出版局)
→bookwebで購入 本書はラヴレス伯爵夫人オーガスタ・エイダ・キングの伝記である。 彼女はある事情からファーストネームのオーガスタではなく、セカンドネームのエイダと呼ばれた。エイダは生前はバイロン卿の娘として著名だったが、現在では世界最初のプログラマーとして知られている(アメリカ軍が用いているAdaというプログラミング言語は彼女の名にちなむ)。 ロマン派のスーパースターだったバイロン周辺だけあ…