第2回 母は捧げる – 晶文社スクラップブック
母となった人の多くが「息子が可愛くてしょうがない」と口にする。手がかかればかかるほど、可愛いという。女性たちは息子のために、何を置いても尽くそうとする。それは恋人に対するよりも粘っこくて重たい心かもしれない。息子たちは、そんな母について、何を思っているのだろうか。そのような母に育てられた息子と、娘たちはどのように関係を作っているのだろうか。母と息子の関係が、ニッポンにおける人間関係の核を作り、社会…
shino-katsuragi 母親, 自己犠牲, ふぅむ 実父は、諸般の事情であなたが老いてもワシはあなたを一番に世話する役目は負えないと伝えたところ「おまえは冷たい」と嘆いた。まぁ、そういう人なのは知ってたけど。/母親と息子だけじゃないな、と。