『苦海浄土』を読む。そしておれは語りだす。 – 関内関外日記
『苦海浄土』を読む。そしておれは語りだす。 – 関内関外日記
感想文, 日記 「ああ、そういや、おれ、あんたの親父さんには悪いかもしれんけど、最近、水俣病の本、まあ小説なんだけども、読んどるんですよ」 と、おれ。 「ま」 と、声に出したか出さないか、キッとくちびるを結んで眉を吊り上げる母。息子だからこそわかる程度の変化ではある。それゆえ、母が怒りに似たなにかを溜め込んだな、というのが一目でわかる。彼女は怒りや鬱憤、憎悪、不愉快をいったんは溜め込むタイプの人…
shino-katsuragi 書評, 石牟礼道子, 小説, 人生

